こんにちは!元郵便局員のぽにさんです。
メルカリなどの利用者から問い合わせの多い事案を紹介します。

ゆうパケットを出したんだけど配送状況履歴が「引受」から進まない!
このような問い合わせがあります。
数日経っても配送状況が進まないと、ちゃんと引き受けられているのか心配になります。
結論「引受」になっていれば、受付は完了しているので大丈夫です。
しかし、なぜ配送状況が進まないのでしょうか。
この記事では、配送状況がいつ、どのタイミングで更新になるのか解説いたします。
配送状況が「引受」から進まない理由|履歴の更新はいつなるのか
メルカリなどで商品をゆうパケットで発送した場合、取引ページで配送状況を確認できます。

しかし、配送状況履歴が「引受」のまま動かない場合があります。
数日経っても引受から進まないと、ちゃんと引き受けされたのか不安になります。
大丈夫です。しっかり受付は完了しており、荷物は受取人に向かって動いています。

なんで数日経っても「引受」から進まないの?
それは、ゆうパケットの配送状況履歴は「引受」の次に更新されるのは「配達完了」のときだからです。
つまり、途中経過は反映されず、相手に届いた時点で更新されます。

通常、ゆうパケットの配達スピードは近いところで翌日配達。
遠い場所だと3日〜4日かかります。
配達が完了するまで、配送状況履歴は「引受」から進みません。
今荷物がどの辺まで来ているのかわからないため、相手に届くまで待つしかないのです。
これが荷物を出したのに配送状況履歴が「引受」から進まない理由です。
ただし、これはゆうパケットに対する取り扱いです。
ゆうパックの場合は違います。
ゆうパックの場合は途中経過も反映されるので、今どこにあるのか把握ができます。
ゆうパケットは送料が安い分、配送状況履歴の反映は簡易的になっています。
配送状況履歴が更新になる過程
配送状況履歴がどのように進んでいくのか、その過程をご紹介します。
通常、配送状況履歴は以下の順で更新になります。
引受
↓
中継
↓
到着
↓
配達完了
引受=引受をした郵便局名と時間が表示
中継=各エリアの取りまとめ郵便局に届いた時間が表示
到着=配達を行う郵便局に届いた時間が表示
配達完了=受取人に届けた時間が表示
書留、ゆうパックは上記の内容全てが表示されます。
特定記録、ゆうパケットは途中経過は表示されず「引受」の次は「到着」or「配達完了」になります。
料金の安いものは簡易的な表示、高いものは全て表示されます。
ゆうパケットとゆうパックの表示の違い
発送方法で表示にどのような違いが出るのか、実際に確認してみましょう。
「ゆうパケット」と「ゆうパック」で比較してみます。
ゆうパケットの配達履歴の移行
ゆうパケットの配送状況の表示について見てみましょう。
ゆうパケットの配送状況履歴は簡易的になっています。
一般的なケース
ゆうパケットポストは通常1〜3日で配達されます。

3日経過後にお届け済みに履歴が更新されました。
ちょっと遅い気もしますが、通常の範囲内での配達になります。
相手が遠方の場合(配達まで4日かかったケース)
配達が3日以上かかるケースもあります。
配送が3日以上かかるケース
・相手が遠方の場合
・交通事情や天候で配達が遅れる場合
・何らかのトラブルがあった場合
相手が遠方のため差し出してから4日かかったケースを紹介します。

「お届け先にお届け済み」になるまで、4日間配送履歴は「引受」のままでした。
流石に不安になりますが待つしかありません。
窓口交付サービスを利用した場合
メルカリなどを利用した際、受け取り場所を郵便局の窓口に指定することができます。
この場合は表記が前期のものと変わります。

上記のケースは、窓口受け取りを指定しましたが、2024年11月17日は日曜日のため、郵便局の窓口が休みでした。
そのため、次の日の18日に窓口で保管されたケースになります。
この場合は、郵便局で保管になった日や、交付された日が履歴として残ります。
ゆうパックの配達履歴の移行
次に、ゆうパックの配送状況の表示を見てみましょう。
ゆうパックは途中経過など全て表示されます。

直近のデータが確認できるため、今どこにあるのか確認しやすいです。
ゆうパックは配達日時の指定もできるため、配達予定も確認が可能です。
時間指定がしたいもの、保証が欲しいものなどはゆうパックで出しましょう。
配送状況履歴の種類
前項の表示以外にも、配送状況履歴には多くの種類があります。
・不在のため持ち戻り
・配達希望日受付
・最寄局・最寄店送付
・保管
・転送
・返還
などなど・・・。
発送方法により表記されるものと、されないものがあります。
ゆうパックや書留は全ての履歴が表示されます。
しかし、ゆうパケットや特定記録など、送料が安いものは表示は少ないです。
発送時は送料だけで決めるのではなく、荷物の中身によって発送方法を変えてみましょう。
コメント