こんにちは!元郵便局員のぽにさんです。
みなさん、「ゆうちょ通帳アプリ」は既に使っていますか?
最近では金融機関のアプリも当たり前になっていますが、ゆうちょ通帳アプリはゆうちょ銀行(郵便局)が提供するアプリです。
※以下、通帳アプリと呼びます。
2023年4月、通帳アプリの機能は以下の通りです。
・現在高の確認
・入出金明細の確認
・送金
・担保定額貯金の預入及び払戻し
・投資信託の取引
・住所変更、電話番号の変更
・無通帳型への切り替え
通帳アプリを使えば、アプリ上で残高確認などができるため、通帳がなくても大丈夫です。
その通帳アプリが2023年5月にアップデートされ、さらに使いやすくなりました。
追加された機能がこちら
・ATM入出金機能(キャッシュカードの代わり)
・払込書での支払い
・税公金(住民税や自動車税など)の支払い
・ATM生体認証機能
このアップデートで、キャッシュカードがなくてもお金を下ろすことができます。
ゆうちょ銀行を利用している方は、ぜひダウンロードしましょう。
![ゆうちょ通帳アプリ](https://is5-ssl.mzstatic.com/image/thumb/Purple126/v4/33/db/a8/33dba8a5-1940-871a-8f73-edb9df1f5a73/AppIcon-1x_U007emarketing-0-7-0-sRGB-85-220.png/512x512bb.jpg)
今回は、そんな「ゆうちょ通帳アプリ」の機能についてまとめていきます。
ゆうちょ通帳アプリでできること
![](https://ponisan.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_1528-1024x768.jpeg)
通帳アプリのメインの機能は、残高の確認をスマホでできることです。
その他にも様々な機能があるので、まとめて紹介します。
あまり知られていない便利機能もありますので、ぜひ活用してみましょう。
一部、通帳アプリの他に「ゆうちょ認証アプリ」が必要な取り扱いがあります。
セキュリティを高めるため、本人確認に使用するアプリです。
![ゆうちょ認証アプリ](https://is4-ssl.mzstatic.com/image/thumb/Purple116/v4/f4/7d/71/f47d7182-b1b5-135e-59b8-f0b1968bf096/AppIcon-1x_U007emarketing-0-5-0-85-220.png/512x512bb.jpg)
必要な場合は一緒にダウンロードしましょう。
①現在高、入出金明細の確認
通帳アプリのメイン機能です。
ゆうちょ銀行の通帳の残高や、過去の入出金明細が確認できます。
確認できるのは通帳アプリを登録した時点以降の明細です。
登録できる通帳は、同一名義で2冊まで。
窓口やATMで記帳しなくても、リアルタイムの残高が確認できます。
この機能があれば
![とある主婦](https://ponisan.com/wp-content/uploads/2021/08/607860F9-0ABC-468D-810B-40CDAF2CAD8B.png)
通帳はもういらないわね
![とある会社員](https://ponisan.com/wp-content/uploads/2021/08/841446D7-F22C-46DC-9E09-528374B9500F-e1627780235389.png)
キャッシュカードがあればいいかな
と考える人も多いと思います。
そのような場合は、通帳アプリで「無通帳型」へ変更手続きをしましょう。
「無通帳型」に変更することで、記帳や通帳の繰越で悩むこともなくなります。
②送金
通帳アプリを使って送金ができます。
自宅で24時間いつでも送金ができるので便利です。
送金をする場合は「ゆうちょ認証アプリ」のダウンロードも必要です。
![ゆうちょ認証アプリ](https://is4-ssl.mzstatic.com/image/thumb/Purple116/v4/f4/7d/71/f47d7182-b1b5-135e-59b8-f0b1968bf096/AppIcon-1x_U007emarketing-0-5-0-85-220.png/512x512bb.jpg)
手数料は以下の通りです。
・相手がゆうちょ銀行の場合、月5回まで無料。それ以降は200円
・相手がゆうちょ銀行以外の場合、1回165円。
窓口で送金するより手数料がかなり安くなります。
送金金額の上限は1回5万円までです。
5万円以上送金が想定される方は、ゆうちょダイレクトを申し込みましょう。
ゆうちょダイレクトを利用している方は最高200万円まであげることができます。
申し込みはゆうちょ銀行ホームページから可能です。
③月ごとの収支をグラフで確認
ホーム画面で現在の残高を確認できますが、グラフで残高の推移が確認できるのも便利です。
通帳アプリを登録した時点以降のグラフを確認できるので
![とある会社員](https://ponisan.com/wp-content/uploads/2021/08/50647DBA-D1A4-4315-BEF6-E04496FE7F06-e1627782137958.png)
この月使いすぎたな〜
と振り返る事ができます。
ただし、ゆうちょ銀行通帳の出し入れしか確認できないので、家計簿アプリを合わせて使うことがおすすめです。
おすすめの家計簿アプリは「マネーフォワード ME」
![マネーフォワード ME - 人気の家計簿(かけいぼ)](https://is4-ssl.mzstatic.com/image/thumb/Purple126/v4/c4/ff/fc/c4fffca6-4316-a97f-13b2-8b7c2417c7c1/AppIcon-0-1x_U007emarketing-0-7-0-85-220.png/512x512bb.jpg)
ゆうちょだけでなく地方銀行も登録可能。
クレジットカードなども登録でき、自動で集計してくれます。
※家計簿マネーフォワードMEでゆうちょ口座を登録するためには「ゆうちょダイレクト」の申し込みが必要です。
④住所変更、電話番号の変更
通帳の住所変更や電話番号の変更が、アプリ上でできるようになりました。
窓口に行かなくても変更が可能なので便利になります。
変更には「ゆうちょ認証アプリ」のダウンロードも必要です。
![ゆうちょ認証アプリ](https://is4-ssl.mzstatic.com/image/thumb/Purple116/v4/f4/7d/71/f47d7182-b1b5-135e-59b8-f0b1968bf096/AppIcon-1x_U007emarketing-0-5-0-85-220.png/512x512bb.jpg)
合わせてダウンロードしましょう。
氏名の変更や印鑑の変更がある場合は、窓口で手続きが必要となります。
⑤投資信託の購入や解約、照会
窓口に行かなくても、投資信託の購入や解約が通帳アプリで可能です。
現在の損益などもすぐに確認できます。
ゆうちょ銀行で投資信託を行なっている方は必ずダウンロードしておきましょう。
⑥無通帳型への切り替え
さまざまなことがアプリ上でできるため、もう通帳は不要に感じてきます。
しかし、通帳を保有したままだと、明細を通帳に印字するように案内されたり、記帳欄がなくなれば繰越をする必要があります。
![とある主婦](https://ponisan.com/wp-content/uploads/2021/08/7C222A30-6565-4679-923E-30FFBD34D83B.png)
記帳や繰越はめんどくさいわね
そう感じた時は「無通帳型」へ切り替えがおすすめです。
無通帳型に切り替えると、通帳はなくなりキャッシュカードのみになります。
そのため、記帳や繰越をする必要はありません。
自分で管理している通帳は無通帳型にしてしまいましょう。
家族や親子で共有している場合は、通帳があった方が2人で確認できるので便利そうですね。
一度、無通帳型へ切り替えた後、有通帳型へ戻すことも可能です。
しかし、有通帳型へ戻す場合は手数料が1,100円かかるため注意しましょう。
⑦【新機能】ATM入出金機能(キャッシュカードの代わり)
ATMで入出金をする際に、通帳やキャッシュカードがなくても、通帳アプリがあれば可能になります。
通帳アプリの「ATM入出金」画面を開くと、QRコードを読み取る画面が開きます。
ATMを操作し、ATMに表示されたQRコードを通帳アプリで読み取ることで入出金ができます。
スマホがあれば、通帳もカードも持ち運ぶ必要がなくなるので便利です。
⑧【新機能】払込書での支払い
今まで、郵便局やコンビニで支払いが必要だった払込書が、通帳アプリ上で支払うことができるようになりました。
![](https://ponisan.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_1523-1-1024x644.jpeg)
自宅にいながら支払いが可能になるので便利です。
払込書の写真を読み込むか、振込先の記号番号を入力する必要があります。
通帳アプリに登録されている口座の残高から支払いになります。
⑨【新機能】税公金(住民税や自動車税など)の支払い
住民税や自動車税の支払いがアプリ上で可能になります。
今までは、通帳からの自動引き落としをしている方以外は、郵便局の窓口かコンビニに行き、支払いが必要でした。
通帳アプリがあれば、自宅で支払いが完了するので便利です。
ぜひ利用してみましょう。
⑩【新機能】ATM生体認証機能
ATMでの支払い上限額は1日50万円です。
それ以上下ろしたい場合は、翌日以降に下すか、窓口で上限額の変更が必要でした。
通帳アプリの「ATM生体認証機能」を使うことで、1日の引き出し上限額を500万円まで引き上げることができます。
利用するには「ゆうちょ認証アプリ」のダウンロードも必要です。
![ゆうちょ認証アプリ](https://is4-ssl.mzstatic.com/image/thumb/Purple116/v4/f4/7d/71/f47d7182-b1b5-135e-59b8-f0b1968bf096/AppIcon-1x_U007emarketing-0-5-0-85-220.png/512x512bb.jpg)
合わせてダウンロードしておきましょう。
通帳アプリと認証アプリのダウンロードが完了したら、通帳アプリの「ATM生体認証」メニューから申し込みを行い完了となります。
ゆうちょ通帳アプリの登録時の注意点
通帳アプリの登録時の注意点を説明します。
![ゆうちょ通帳アプリ](https://is5-ssl.mzstatic.com/image/thumb/Purple126/v4/33/db/a8/33dba8a5-1940-871a-8f73-edb9df1f5a73/AppIcon-1x_U007emarketing-0-7-0-sRGB-85-220.png/512x512bb.jpg)
注意点①「キャッシュカード暗証番号の確認」
キャッシュカード暗証番号は、通帳アプリ登録時に必要になります。
暗証番号を確認しておきましょう。
キャッシュカードを作っていない通帳の場合は登録できません。
事前に郵便局で作成が必要です。
暗証番号を忘れた場合は、郵便局で照会が必要になります。
※郵送で回答が届くので、照会を出してから1週間程度時間がかかります
暗証番号を照会したい場合は、通帳、印鑑、免許証などの身分証明書を持って郵便局へ行きましょう。
注意点②「口座に登録されている電話番号の確認」
通帳アプリ登録時に、口座に登録されている電話番号にパスコードが届きます。
固定電話が登録されている場合は、自動音声で電話がきます。
携帯電話の場合は、SMS(ショートメッセージ)で届きます。
パスコードを入力しないと登録が完了しません。
今は使っていない番号が登録されていたり、携帯を登録していると思っていたのに、固定電話が登録されているケースも多くあります。
現在登録されている電話番号は、郵便局窓口かゆうちょATMで確認、変更が可能です。
どちらでも対応できるように、携帯電話を持って、固定電話の前で登録するのがおすすめです。
注意点③「通帳の登録数」
通帳アプリで登録できる通帳の数は2冊です。
それ以上は登録できません。
また、同一名義に限ります。
・自分の通帳と配偶者の通帳
・自分の通帳と子供の通帳
・自分の通帳と保護者会の通帳
などと、名義が違うものは登録できないので注意しましょう。
注意点④「「開発者向けオプションがONになっています」のメッセージが出た場合の対処
Android端末で通帳アプリの登録を行うと「開発者向けオプションがONになっています」または「USBデバックがONになっています」とメッセージが出てきて登録できない場合があります。
「ホーム画面」→「設定」→「システム」→「詳細設定」→「開発者向けオプション」
の順に選択し、「開発者向けオプション」または「USBデバック」をオフにしてください。
機種によって表示が違う場合があります。
また、「開発者向けオプション」が表示されない場合は、「端末情報」を選択し「ビルド番号」を7回タップすると表示されます。
開発者向けオプションは、専門的な作業をする際に必要な機能で、通常はオフにしていて問題ありません。
![ゆうちょ通帳アプリ](https://is5-ssl.mzstatic.com/image/thumb/Purple126/v4/33/db/a8/33dba8a5-1940-871a-8f73-edb9df1f5a73/AppIcon-1x_U007emarketing-0-7-0-sRGB-85-220.png/512x512bb.jpg)
ゆうちょ通帳アプリをダウンロードしたら無通帳型へ切り替え
![](https://ponisan.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_1525.png)
通帳アプリを使えば、通帳は必要ありません。
しかし、通帳を保有したままだと、たまに記帳しなければいけません。
また、通帳の記帳欄がいっぱいになれば繰越をする必要があります。
面倒です。
実は、郵便局の通帳は『無通帳型』へ変更が可能です。
無通帳型にすると、キャッシュカードのみになり、通帳がなくなります。
通帳がなくなれば記帳、繰越、紛失して再発行、などの手間がなくなります。
通帳がなくても大丈夫な場合は、無通帳型へ変更しましょう。
一度、無通帳型へ切り替えた後、有通帳型へ戻すことも可能です。
しかし、有通帳型へ戻す場合は手数料が1,100円かかるため注意しましょう。
まとめ
通帳アプリは非常に便利です。
ゆうちょ銀行を利用している方はぜひ使ってみましょう。
最後にご紹介した通帳アプリの機能をまとめます。
・現在高の確認
・入出金明細の確認
・送金
・担保定額貯金の預入及び払戻し
・投資信託の取引
・住所変更、電話番号の変更
・無通帳型への切り替え
・ATM入出金機能(キャッシュカードの代わり)
・払込書での支払い
・税公金(住民税や自動車税など)の支払い
・ATM生体認証機能
通帳やカードを持ち歩かなくても、スマホがあればもう大丈夫。
支払いなども自宅で可能になります。
ぜひダウンロードして使ってみましょう。
![ゆうちょ通帳アプリ](https://is5-ssl.mzstatic.com/image/thumb/Purple126/v4/33/db/a8/33dba8a5-1940-871a-8f73-edb9df1f5a73/AppIcon-1x_U007emarketing-0-7-0-sRGB-85-220.png/512x512bb.jpg)
必要な方は「ゆうちょ認証アプリ」も一緒にダウンロードしましょう。
![ゆうちょ認証アプリ](https://is4-ssl.mzstatic.com/image/thumb/Purple116/v4/f4/7d/71/f47d7182-b1b5-135e-59b8-f0b1968bf096/AppIcon-1x_U007emarketing-0-5-0-85-220.png/512x512bb.jpg)
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