小銭貯金はやめよう|郵便局、楽天銀行、都市銀行の硬貨入金時手数料

小銭貯金はやめよう 豆知識&金融
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とある会社員
とある会社員

お釣りで500円玉が出たら貯金箱へ(^^)10万円まであとちょっと!

とある主婦
とある主婦

財布にある小銭をコツコツと貯金箱へ!ヘソクリも結構貯まってきたわ(^^)

小銭を貯めていくのって楽しいですよね。

私は好きです(^^)

コツコツと少しずつ貯まっていき、気付けば数万円にもなってることもあります。

コツコツと、少しずつ、地道に、着実に、自分の子供のように愛着を持って育てているそこの貴方!

今すぐやめましょう!!

お金を貯めたいと思って行っていることですが、小銭貯金は今の時代、絶対におすすめできません。

小銭貯金は手軽にできて便利ですが、コツコツお金を貯めるなら、通帳に貯めた方がいいです。

今回は小銭貯金が、なぜ今の時代に合わないのか説明していきます。

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小銭貯金をおすすめしない理由

小銭貯金がなぜダメなのか。

それは小銭を通帳に入金や両替する場合、多くの場合手数料がかかるからです。

毎日コツコツと貯めてきた小銭。気付けば数百枚になる事も多いでしょう。

500円玉貯金も、よくあるものだと満杯に貯まれば25万円!なんて貯金箱も販売されています。

ってことは500枚貯まっていることになります。

皆さんはどうしますか?

1枚1枚使ったりしないですよね?

通帳に入金するか、両替をする場合がほとんどだと思います。

ということは銀行の窓口に行くことになります。

多くの銀行では50枚以上や100枚以上の硬貨の場合手数料がかかります。
(手数料は金融機関によって違うため後の項目でまとめます)

硬貨の処理は金融機関にとって手間と時間(コスト)が非常にかかります。

そんな中、大量の硬貨の入金でも手数料がかからない金融機関としておすすめされているのが郵便局(ゆうちょ銀行)でした。

この記事を書いている2021年8月現在は無料ですが、ついに郵便局(ゆうちょ銀行)も手数料がかかるようになります。

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なぜ小銭の入金は郵便局(ゆうちょ銀行)が選ばれているのか

最近は多くの金融機関で硬貨入金時に手数料がかかることから、以下の理由で郵便局(ゆうちょ銀行)が選ばれてきました。

  • 入金時手数料が無料
    ※両替は原則行っておりません
  • 硬貨の枚数を事前に数えなくても大丈夫
  • 全国どこにでもある
  • ATMでも入金できる
    (時間がかかるので枚数が多い場合は窓口で入金をおすすめします)

現在金融機関によっては、自分のお金を引き出すだけでも、時間帯や場所によって手数料がかかります。

他にも送金手数料や為替などの発行手数料など、さまざまなところで手数料がかかっています。

金融機関も会社なので、手数料は重要な収入源なのです。

入金時手数料が無料

郵便局(ゆうちょ銀行)は2021年8月現在、硬貨の枚数に関わらず、入金時の手数料がかかりません。
※両替については行っておりません。

前項でお話ししたように、硬貨の処理には手間と時間が非常にかかります。

とある会社員
とある会社員

手間がかかると言っても、小銭を機械で数えるだけじゃないの?

確かにその通りです。

硬貨を数える機械があるので、それに入れるだけですが、硬貨の汚れや異物の混入がよくあるため、機械が詰まったり、最悪の場合故障するケースもあります。

外国のお金やゲームセンターのコインが混じっているケースはよくあります。

私の経験上、一番印象に残っているのは、バケツ3つに大量の硬貨を持ち込まれたお客様で、ゴミなども混ざっていたんですが、硬貨の中から腕時計が出てきました(笑)

かれこれ1時間は小銭と格闘したのを思えています。

また、大量の硬貨の場合、お客様が数えてきた枚数と機械で計数した枚数が違うことは頻繁にあります。

「機械で数えたからその枚数でいいよ」とご納得いただけることが多いですが、トラブルになるケースも少なくありません。

そんなリスクとコストのかかる硬貨の処理に手数料がかかるのは、キャッシュレスが進む現代では納得できます。

しかし、今まで地道に貯めてきた小銭を入金するのに、手数料を払わなければいけないのはもったいないですよね。

各金融機関が硬貨の取り扱いに関して数年前から手数料を取るようになったことで、最後の砦として郵便局が多く利用されている現状です。

硬貨の枚数を事前に数えなくても大丈夫

これは金融機関によって違いますが、硬貨を大量に持ち込む場合、枚数や金額を数えて持ってきてくださいと言われるケースもあります。

郵便局は今のところ枚数を数えていかなくても、郵便局で数えてもらった金額を入金することができます。

「いくらあるか分からないので全部入金してください」←この気持ちはすごく分かります。

しかし金融機関としてはトラブルを避けるため

とある青年
とある青年

「○○円あるので入金お願いします」

とある銀行員
とある銀行員

(機械で金額を確認してから)

確かに○○円ございます。

このようにお客様の申し出の枚数と確認した枚数が一致している事の確認が必要となります。

入金や両替の際は事前に金融機関に、枚数を数えて行く必要があるか確認するのが良いでしょう。

今後、トラブル防止のため、郵便局でも枚数や金額を数えて行く必要が出てくる可能性はあるので、硬貨の持ち込みの場合は事前に連絡しておいたほうがいいですね。

全国どこにでもある

引っ越した先で、持っている通帳の金融機関がなければ入金すらできません。

その点、郵便局は全国どこにでもあります。

進学や転勤などで他県へ引っ越しをした場合でも必ず近くに郵便局があります。

また、郵便局の通帳に入金していれば、旅行先でもゆうちょ銀行のATMを使えば、土日祝日、時間に関係なく、手数料無料で引き出せるのがメリットです。

ATMでも入金ができる

近年、ATMでの硬貨の取り扱いを中止している金融機関が多いですが、郵便局にあるATMであれば、硬貨の入金が可能です。

ただし、商業施設にあるATMの場合は、硬貨の取り扱いができなくなっているものがほとんどです。

ATMで硬貨の入金をする場合は、異物の混入を防ぐため、1枚ずつ(自動販売機のように)入金する必要があります。

ATMが詰まってしまうと処理に時間がかかり、次の利用者の方に迷惑がかかってしまします。

なので、10枚以上ある場合は時間もかかるため、窓口での入金をおすすめします。

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郵便局(ゆうちょ銀行)で手数料がかかるようになるのはいつから?

郵便局(ゆうちょ銀行)で硬貨の取り扱いに関して手数料がかかるのは、2022年1月17日からです。

小銭貯金をしている人は、そこまでに入金しましょう。

2022年1月17日から変更になる項目は以下の通りです。

  1. 硬貨の入金時に枚数に応じて手数料がかかる
  2. 払い戻し時に、金種や枚数を指定する場合、枚数に応じて手数料がかかる
    ※新券の指定でも手数料がかかるようになります
  3. 現金での払込みの場合、手数料がかかる
    ※キャッシュレスの観点から、通帳の残高から払込みを推奨します
  4. ATMで硬貨の入出金を行うと枚数によって手数料がかかる
  5. 一部の商品・サービスの料金を新設・改定

細かい部分を説明するとキリがなくなってしまうので、項目の1〜4番について順番に説明していきます。

硬貨の入金時に手数料がかかる

多くの金融機関で既に導入している、大量の硬貨の取り扱い関する変更になります。

今まで郵便局は、硬貨を何枚持ってきてもそのまま入金を行うことができました。

それが上記のように、51枚以上の枚数を持ち込まれた場合手数料がかかることになります。

金種に関わらず、枚数で手数料が決まるため、少額の金種を集めている方は早急にやめましょう。

1円玉を500枚集めた場合、金額は500円なのに手数料が825円かかります。

そうです!赤字です!!

500円貯金などは赤字にはなりませんが、手数料を払うのはもったいないです。

払い戻し時に金種指定をすると手数料がかかる

この改正は、払い戻し時に硬貨だけでなく、紙幣を指定した場合でも手数料がかかることになります。

例えば、10万円を1,000円札で準備したい場合、1,000円札100枚の指定となるため、550円の手数料が発生します。

また、新券を希望した時も手数料がかかるため、お祝いで新券で100万円準備したい場合、これも550円手数料がかかることになります。

お店で釣り銭を準備する場合や、入学祝いや新築祝い、結婚祝いなど高額を準備する場合は注意しましょう。

現金での払込みを行うと手数料がかかる

10,000円の通常払い込みの場合

窓口で上記の「払込取扱票」を持参し払い込む場合、払込料金が発生します。
(一般的な払込みで5万円未満は152円)

青い用紙の場合は払込人が料金を負担し、赤い用紙の場合は加入者がその料金を負担になります。

そのため、赤い用紙を使った払込みは、払込人は手数料はなく払い込むことが可能でした。

しかし今回の変更で、青い用紙でも赤い用紙でも、支払い方法が現金場合は110円料金が加算されることになります。

この110円は必ず払込人が負担することになります。

払込取扱票と一緒にゆうちょの通帳を持参し、通帳の残高から払い込むと手数料がかからなくなるのでおすすめです。

ATMで硬貨の入出金時に手数料がかかる

「窓口で硬貨を入金すると手数料がかかるから、ATMでやろう」こう考えたあなた!
やめておきましょう。逆に高くついてしまう場合があります。

ATMで硬貨を入金する場合は1枚から手数料がかかります。

また払い戻し時も、1枚でも硬貨がある場合は一律110円の手数料がかかるため注意しましょう。

郵便局(ゆうちょ銀行)以外の金融機関別の硬貨取扱手数料について

ゆうちょ銀行以外の金融機関は既に大量硬貨の取り扱いに対して、手数料がかかる金融機関がほとんどです。

ここでは都市銀行3社と楽天銀行について手数料をまとめます。

三菱UFJ銀行

三井住友銀行

みずほ銀行

楽天銀行

楽天銀行は店舗や専用のATMがないため、提携金融機関のATMを利用することになります。

提携金融機関はこちらです。

ただし、硬貨の入金ができるのはみずほ銀行のみ(一部取り扱いのないATMがあります)となりますので、ご注意ください。

また、単位は1,000円単位のみの取り扱いとなり、硬貨の1回あたりの取り扱いは、最大で100枚となります。

3万円以上の場合、入金手数料が無料となります。

手数料がかからないように小銭を入金する方法

2022年1月16日までは郵便局(ゆうちょ銀行)で入金をすれば、枚数に関わらず手数料はかかりません。

それまでに入金する場合は郵便局(ゆうちょ銀行)が圧倒的におすすめです。

2022年1月17日以降はほとんどの金融機関で手数料がかかると思って良いでしょう。

とある会社員
とある会社員

じゃこの小銭どうしよう。

もったいないけど、手数料覚悟で入金するしかないのか?

少し手間はかかりますが、手数料をかけないで入金する方法はあります。

それは、各金融機関が無料で取り扱える枚数のみ入金することです。

無料でできる枚数は金融機関によって違うため確認が必要です。

なお、金融機関によっては1日に複数回に分けて入金したとしても、合算した枚数でカウントされる場合があるので、その時は日にちを分ける必要があります。

金融機関硬貨取扱の無料枚数
ゆうちょ銀行50枚まで
三菱UFJ銀行100枚まで
三井住友銀行300枚まで
みずほ銀行100枚まで
楽天銀行みずほ銀行ATMで100
枚まで
2021年8月現在公表されている硬貨取扱について

枚数だけを見ると、三井住友銀行が300枚まで無料なので一番多く無料で預けることが可能です。

みずほ銀行、楽天銀行はATMで100枚まで入金できるのがメリットでしょう。

ただし、都市銀行は地方にはほとんどないため、店舗数が圧倒的に多い郵便局(ゆうちょ銀行)は誰でも利用しやすいですね。

郵便局(ゆうちょ銀行)は1日に複数回に分けても、枚数は合算されないため、面倒ですが時間を分けたり、違う店舗で入金しても大丈夫です。

また地元にある地方銀行も使い勝手がいいと思いますが、地方銀行でも硬貨の取り扱い手数料は、導入されているところが多いです。

100枚以上から手数料がかかるケースが多いですが、入金の際は事前に確認しておきましょう。

まとめ

多くの金融機関で硬貨取り扱いに対して手数料がかかる中、枚数に関わらず無料で入金できる郵便局(ゆうちょ銀行)がついに2022年1月17日から手数料がかかるようになります。

手数料がかからないように入金する方法も説明しましたが、手間と時間がかかってしまいます。

また、1円や5円を大量に入金した場合、手数料の方が高くなってしまうこともあります。

小銭を貯めている方がいれば、なるべく早く整理をしていきましょう。

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