通帳もキャッシュカードももういらない!ゆうちょ通帳アプリがあれば大丈夫|登録方法や使い方、便利な機能を解説

通帳はもういらない 豆知識&金融
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こんにちは!元郵便局員のぽにさんです。

みなさん、「ゆうちょ通帳アプリ」は既に使っていますか?

最近では金融機関のアプリも当たり前になっていますが、ゆうちょ通帳アプリはゆうちょ銀行(郵便局)が提供するアプリです。
※以下、通帳アプリと呼びます。

2023年4月、通帳アプリの機能は以下の通りです。

・現在高の確認
・入出金明細の確認
・送金
・担保定額貯金の預入及び払戻し
・投資信託の取引
・住所変更、電話番号の変更
・無通帳型への切り替え

通帳アプリを使えば、アプリ上で残高確認などができるため、通帳がなくても大丈夫です。

その通帳アプリが2023年5月にアップデートされ、さらに使いやすくなりました。

追加された機能がこちら

・ATM入出金機能(キャッシュカードの代わり)
・払込書での支払い
・税公金(住民税や自動車税など)の支払い
・ATM生体認証機能

このアップデートで、キャッシュカードがなくてもお金を下ろすことができます。

ゆうちょ銀行を利用している方は、ぜひダウンロードしましょう。

ゆうちょ通帳アプリ
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今回は、そんな「ゆうちょ通帳アプリ」の機能についてまとめていきます。

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ゆうちょ通帳アプリでできること

通帳アプリのメインの機能は、残高の確認をスマホでできることです。

その他にも様々な機能があるので、まとめて紹介します。

あまり知られていない便利機能もありますので、ぜひ活用してみましょう。

一部、通帳アプリの他に「ゆうちょ認証アプリ」が必要な取り扱いがあります。

セキュリティを高めるため、本人確認に使用するアプリです。

ゆうちょ認証アプリ
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必要な場合は一緒にダウンロードしましょう。

①現在高、入出金明細の確認

通帳アプリのメイン機能です。

ゆうちょ銀行の通帳の残高や、過去の入出金明細が確認できます。

確認できるのは通帳アプリを登録した時点以降の明細です。

登録できる通帳は、同一名義で2冊まで。

窓口やATMで記帳しなくても、リアルタイムの残高が確認できます。

この機能があれば

とある主婦
とある主婦

通帳はもういらないわね

とある会社員
とある会社員

キャッシュカードがあればいいかな

と考える人も多いと思います。

そのような場合は、通帳アプリで「無通帳型」へ変更手続きをしましょう。

「無通帳型」に変更することで、記帳や通帳の繰越で悩むこともなくなります。

②送金

通帳アプリを使って送金ができます。

自宅で24時間いつでも送金ができるので便利です。

送金をする場合は「ゆうちょ認証アプリ」のダウンロードも必要です。

ゆうちょ認証アプリ
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手数料は以下の通りです。
・相手がゆうちょ銀行の場合、月5回まで無料。それ以降は200円
・相手がゆうちょ銀行以外の場合、1回165円。

窓口で送金するより手数料がかなり安くなります。

送金金額の上限は1回5万円までです。

5万円以上送金が想定される方は、ゆうちょダイレクトを申し込みましょう。

ゆうちょダイレクトを利用している方は最高200万円まであげることができます。

申し込みはゆうちょ銀行ホームページから可能です。

③月ごとの収支をグラフで確認

ホーム画面で現在の残高を確認できますが、グラフで残高の推移が確認できるのも便利です。

通帳アプリを登録した時点以降のグラフを確認できるので

とある会社員
とある会社員

この月使いすぎたな〜

と振り返る事ができます。

ただし、ゆうちょ銀行通帳の出し入れしか確認できないので、家計簿アプリを合わせて使うことがおすすめです。

おすすめの家計簿アプリは「マネーフォワード ME」

マネーフォワード ME - 人気の家計簿(かけいぼ)
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ゆうちょだけでなく地方銀行も登録可能。

クレジットカードなども登録でき、自動で集計してくれます。

※家計簿マネーフォワードMEでゆうちょ口座を登録するためには「ゆうちょダイレクト」の申し込みが必要です。

④住所変更、電話番号の変更

通帳の住所変更や電話番号の変更が、アプリ上でできるようになりました。

窓口に行かなくても変更が可能なので便利になります。

変更には「ゆうちょ認証アプリ」のダウンロードも必要です。

ゆうちょ認証アプリ
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合わせてダウンロードしましょう。

氏名の変更や印鑑の変更がある場合は、窓口で手続きが必要となります。

⑤投資信託の購入や解約、照会

窓口に行かなくても、投資信託の購入や解約が通帳アプリで可能です。

現在の損益などもすぐに確認できます。

ゆうちょ銀行で投資信託を行なっている方は必ずダウンロードしておきましょう。

⑥無通帳型への切り替え

さまざまなことがアプリ上でできるため、もう通帳は不要に感じてきます。

しかし、通帳を保有したままだと、明細を通帳に印字するように案内されたり、記帳欄がなくなれば繰越をする必要があります。

とある主婦
とある主婦

記帳や繰越はめんどくさいわね

そう感じた時は「無通帳型」へ切り替えがおすすめです。

無通帳型に切り替えると、通帳はなくなりキャッシュカードのみになります。

そのため、記帳や繰越をする必要はありません。

自分で管理している通帳は無通帳型にしてしまいましょう。

家族や親子で共有している場合は、通帳があった方が2人で確認できるので便利そうですね。

一度、無通帳型へ切り替えた後、有通帳型へ戻すことも可能です。

しかし、有通帳型へ戻す場合は手数料が1,100円かかるため注意しましょう。

⑦【新機能】ATM入出金機能(キャッシュカードの代わり)

ATMで入出金をする際に、通帳やキャッシュカードがなくても、通帳アプリがあれば可能になります。

通帳アプリの「ATM入出金」画面を開くと、QRコードを読み取る画面が開きます。

ATMを操作し、ATMに表示されたQRコードを通帳アプリで読み取ることで入出金ができます。

スマホがあれば、通帳もカードも持ち運ぶ必要がなくなるので便利です。

⑧【新機能】払込書での支払い

今まで、郵便局やコンビニで支払いが必要だった払込書が、通帳アプリ上で支払うことができるようになりました。

自宅にいながら支払いが可能になるので便利です。

払込書の写真を読み込むか、振込先の記号番号を入力する必要があります。

通帳アプリに登録されている口座の残高から支払いになります。

⑨【新機能】税公金(住民税や自動車税など)の支払い

住民税や自動車税の支払いがアプリ上で可能になります。

今までは、通帳からの自動引き落としをしている方以外は、郵便局の窓口かコンビニに行き、支払いが必要でした。

通帳アプリがあれば、自宅で支払いが完了するので便利です。

ぜひ利用してみましょう。

⑩【新機能】ATM生体認証機能

ATMでの支払い上限額は1日50万円です。

それ以上下ろしたい場合は、翌日以降に下すか、窓口で上限額の変更が必要でした。

通帳アプリの「ATM生体認証機能」を使うことで、1日の引き出し上限額を500万円まで引き上げることができます。

利用するには「ゆうちょ認証アプリ」のダウンロードも必要です。

ゆうちょ認証アプリ
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合わせてダウンロードしておきましょう。

通帳アプリと認証アプリのダウンロードが完了したら、通帳アプリの「ATM生体認証」メニューから申し込みを行い完了となります。

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ゆうちょ通帳アプリの登録時の注意点

通帳アプリの登録時の注意点を説明します。

ゆうちょ通帳アプリ
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注意点①「キャッシュカード暗証番号の確認」

キャッシュカード暗証番号は、通帳アプリ登録時に必要になります。

暗証番号を確認しておきましょう。

キャッシュカードを作っていない通帳の場合は登録できません。

事前に郵便局で作成が必要です。

暗証番号を忘れた場合は、郵便局で照会が必要になります。
※郵送で回答が届くので、照会を出してから1週間程度時間がかかります

暗証番号を照会したい場合は、通帳、印鑑、免許証などの身分証明書を持って郵便局へ行きましょう。

注意点②「口座に登録されている電話番号の確認」

通帳アプリ登録時に、口座に登録されている電話番号にパスコードが届きます。

固定電話が登録されている場合は、自動音声で電話がきます。

携帯電話の場合は、SMS(ショートメッセージ)で届きます。

パスコードを入力しないと登録が完了しません。

今は使っていない番号が登録されていたり、携帯を登録していると思っていたのに、固定電話が登録されているケースも多くあります。

現在登録されている電話番号は、郵便局窓口かゆうちょATMで確認、変更が可能です。

どちらでも対応できるように、携帯電話を持って、固定電話の前で登録するのがおすすめです。

注意点③「通帳の登録数」

通帳アプリで登録できる通帳の数は2冊です。

それ以上は登録できません。

また、同一名義に限ります。

・自分の通帳と配偶者の通帳
・自分の通帳と子供の通帳
・自分の通帳と保護者会の通帳
などと、名義が違うものは登録できないので注意しましょう。

注意点④「「開発者向けオプションがONになっています」のメッセージが出た場合の対処

Android端末で通帳アプリの登録を行うと「開発者向けオプションがONになっています」または「USBデバックがONになっています」とメッセージが出てきて登録できない場合があります。

「ホーム画面」→「設定」→「システム」→「詳細設定」→「開発者向けオプション」

の順に選択し、「開発者向けオプション」または「USBデバック」をオフにしてください。

機種によって表示が違う場合があります。

また、「開発者向けオプション」が表示されない場合は、「端末情報」を選択し「ビルド番号」を7回タップすると表示されます。

開発者向けオプションは、専門的な作業をする際に必要な機能で、通常はオフにしていて問題ありません。

ゆうちょ通帳アプリ
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ゆうちょ通帳アプリをダウンロードしたら無通帳型へ切り替え

通帳アプリを使えば、通帳は必要ありません。

しかし、通帳を保有したままだと、たまに記帳しなければいけません。

また、通帳の記帳欄がいっぱいになれば繰越をする必要があります。

面倒です。

実は、郵便局の通帳は『無通帳型』へ変更が可能です。

無通帳型にすると、キャッシュカードのみになり、通帳がなくなります。

通帳がなくなれば記帳、繰越、紛失して再発行、などの手間がなくなります。

通帳がなくても大丈夫な場合は、無通帳型へ変更しましょう。

一度、無通帳型へ切り替えた後、有通帳型へ戻すことも可能です。

しかし、有通帳型へ戻す場合は手数料が1,100円かかるため注意しましょう。

まとめ

通帳アプリは非常に便利です。

ゆうちょ銀行を利用している方はぜひ使ってみましょう。

最後にご紹介した通帳アプリの機能をまとめます。

・現在高の確認
・入出金明細の確認
・送金
・担保定額貯金の預入及び払戻し
・投資信託の取引
・住所変更、電話番号の変更
・無通帳型への切り替え
・ATM入出金機能(キャッシュカードの代わり)
・払込書での支払い
・税公金(住民税や自動車税など)の支払い
・ATM生体認証機能

通帳やカードを持ち歩かなくても、スマホがあればもう大丈夫。

支払いなども自宅で可能になります。

ぜひダウンロードして使ってみましょう。

ゆうちょ通帳アプリ
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必要な方は「ゆうちょ認証アプリ」も一緒にダウンロードしましょう。

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