こんにちは!元郵便局員のぽにさんです。
定期的に郵便を出しに来るおじさんがいました。

これ普通郵便でお願いします
今回は少し厚みのある大きめの茶封筒。
封筒の端に切り込みが入っています。

中身は何なんだろう?
と、疑問に思い聞いてみました。
すると

あぁ、中身は鈴虫だよ

!!!!!!!
切り込みから中を見させてもらうと、透明な箱に入った黒い動く物体が見えました(笑)
切り込みは鈴虫が酸欠にならないように開けていたそうです。
生き物を引き受けるのは初めての経験だったため、社内規定などを調べました。
結果、今回は引き受けは可能と判断。
・昆虫が容器から脱出できないようしっかり梱包
・糞などで他の郵便物に被害を与えないように梱包
・逆さま厳禁などの取り扱いがないため、上下逆、傾けても大丈夫なもの
他の郵便物に被害を与えない場合にのみ引き受け可能です。
しかし、できれば普通郵便で出すのは避けてください。
内容品の確認ができないため断られるケースもありますし、取扱注意の扱いがないのでおすすめしません。
生き物を送る場合はゆうパックで出しましょう。
その後もたまに「カブトムシ」や「メダカ」を送りたいと問い合わせを受けることがありました。
大手運送会社を確認すると、生きた動物を送れるのは、基本的にゆうパックのみ。
ゆうパックで送る場合でも、いくつかの条件を満たす必要があります。
今回は、ゆうパックで生き物を送る方法と、注意点について解説します。
送ることができる生きた動物の例
2025年4月1日より、愛護動物(哺乳類、鳥類、爬虫類)の取り扱いが変更となり、ゆうパックや普通郵便で送ることができなくなりました。
※哺乳類は以前から送れません
種類ごとに発送の可否を確認してみましょう。
種類 | 可否 | 動物の例 |
---|---|---|
哺乳類 | × | イヌ、ネコ、ハムスター |
鳥類 | × | ハト、インコ |
爬虫類 | × | ヤモリ、トカゲ、ヘビ、カメ |
魚介類 | ◯ | 金魚、熱帯魚、エビ、カニ、貝 |
昆虫類 | ◯ | カブトムシ、クワガタ、キリギリス、鈴虫 |
両生類 | ◯ | カエル、オタマジャクシ |
一例なので、似た生き物も送ることが可能です。
送る際は次の注意事項もしっかり確認してください。
送る際の注意事項|条件
生きた動物を送る際は、次の条件を確認しましょう。
①健康体であること
輸送中に特別な取り扱い(エサ、温度調整、換気等)はできません
②脱出や排泄物などの漏出がないように梱包すること
③人への危害や悪臭を発しないこと
上記の内容を満たした上で、トラブル防止のため以下の注意事項を確認しましょう。
品名欄の記載方法
ゆうパックラベルの品名欄に、内容品をしっかり記載しましょう。
「生き物」や「動物」ではダメです。
品名欄には以下の内容を記載してください。
・「生き物」の文字
・詳細な品種(「昆虫」ではダメ)→カブトムシ
・数量(概数で可)
詳細な品種については次の項目で解説します。
取扱注意欄にも◯をつけましょう。
「なまもの」にも◯を付けることをおすすめします。
※なまものは冷蔵扱いではありません。
差し出す際に、不在等で配達できない場合の対応を聞かれる場合があります。
生き物なので不在にならないよう、時間帯を指定して差し出しましょう。
天然記念物やワシントン条約に該当する生き物
天然記念物やワシントン条約に該当する生き物は、法令により引き受けしてもらえません。
内容品に詳細な品種の記載が必要なのはこのためです。
「昆虫」などでは品種がわからず不十分です。
必ず詳細な品種を書いてください。
梱包状態の確認
梱包には特に注意が必要です。
万が一内装が破損した場合でも、他の荷物に影響を与えないように梱包する必要があります。
種類ごとに以下の内容を確認してください。
魚介類
水分が外に漏れないように、適当な容器に収め、内装が破損しても漏出物を完全に吸収できる材料を詰めること
昆虫類
虫かごや缶、びんなど、中の動物が外に出ないように適当な容器に収め、排泄物を完全に吸収できる材料を詰めること
配達が遅れる可能性
送り先が航空搭載地域の場合、一般のゆうパックと異なり、飛行機のスペースが限られます。
場合によっては配達が遅れる可能性があります。
陸送地域は通常通りですが、交通状況などで遅れる可能性もあるため、考慮して送る必要があります。
まとめ
生きた動物を送る方法について解説しました。
ゆうパックで生きた動物を送ることは可能ですが、細心の注意が必要です。
取り扱いを守らないと、他の荷物に影響が出てしまったり、配達が遅れて生き物の命が危険にさらされてしまいます。
取り扱いをしっかり確認して送るようにしましょう。
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