願書や懸賞は要注意!消印有効や必着の表示がある書類いつまで出せば大丈夫?

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こんにちは!元郵便局員のぽにさんです。

とある青年
とある青年

懸賞のはがきを出さなきゃ!

今日の消印有効だから大丈夫だね。

ぽにさん
ぽにさん

ちょっと待った!

消印が押されるのは、はがきや封書を出した日とは限らないから要注意だよ。

大学の願書や懸賞などは、締切日が指定されている場合があります。

そのような場合に使われるのが「〇月〇日消印有効」です。

消印=郵便物の差出日

間違いではないですが、郵便物に消印が押されるタイミングは、差出方法により異なります。

締切日に出したはずなのに、消印が翌日になってしまって無効に!

そうならないように、消印がいつ押されるのか確認しておきましょう。

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消印とは

まず、消印について説明します。

家に届く郵便物を見てみてください。

はがきや切手の貼ってある封筒を見ると、日付が入ったスタンプが押してある場合があります。

これは「日付印」と言い、これが消印になります。

消印には大きく二つの意味があります。

・郵便物を取り扱った日を証明するため
・切手が使用済みであることを証明するため

郵便物を取り扱った日については次の項で詳しく説明します。

消印が押された切手は再利用不能となります。

届いた郵便物を見ると「料金後納」や「料金別納」と記載されたスタンプを目にすることもあります。

これは消印とは異なり、料金の収納方法を記したものになります。

料金別納や料金後納の場合、取扱日の表示がありません。

消印の指定があるものは、料金別納や料金後納を利用しないように注意しましょう。

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消印はいつ押されるの?ケース別に押されるタイミングを解説

消印は差し出す場所、差し出す時間帯によって押印のタイミングが異なります。

ケース別に解説します。

【ケース1】郵便局の窓口に出した場合

郵便局の窓口に出す場合、郵便物に切手を貼っていない場合、貼っている場合でケースが異なります。

切手を貼っていない状態で窓口に行った場合

郵便物に切手が貼っていない場合、通常は窓口の機械で切手の代わりになる「証紙」を発行します。

証紙は切手の代わりになるもので次の項目が表示されています。

・料金
・引受郵便局
・引受日

証紙の場合は印字されている日付が引受日になるので消印と同じ意味になります。

消印指定日の当日に郵便局窓口で差し出した場合、証紙であれば間に合った事になります。

たまに、郵便局で切手を貼る場合があります。

その場合は

とある青年
とある青年

今日の消印でお願いします

と一声かけましょう。

切手を貼っている状態で窓口に行った場合

郵便局の窓口では、通常はその場で消印は押しません。

郵便局の窓口に郵便物を出した後の流れは以下のようになります。

①郵便局に郵便物を差し出す
 ↓
②その地区の取り集め局に郵便物が集められる
 ↓
③受取人の配達担当郵便局に郵便物を移動
 ↓
④配達

消印が押されるのは②のタイミングです。

基本的には当日押印されますが、取り集め時間によっては翌日押印に回される場合もあります。

締切日に出したから安心ではありません。

消印指定がある場合、必ず窓口で

とある青年
とある青年

今日の消印でお願いします

と一声かけましょう。

【ケース2】コンビニやポストに投函した場合

ポストに出した場合は注意が必要です。

ポストには集荷時間が記載されています。

集荷時間はポストによって異なります。

ポストから収集した郵便物は、その後取りまとめ局に集まります。

消印は取りまとめ局で押印されます。

収集した日に押印されることがほとんどですが、必ずしもその日とは限りません。

郵便物の数や収集時間によっては翌日に消印が押されるケースもあります。

ポストに出すときは締切日、消印日に余裕がある時にしましょう。

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消印と必着の違い

締切日を指定する場合、「〇月〇日消印有効」と「◯月◯日必着」があります。

消印有効の場合、前項の説明のとおり、郵便物に押印された日付印に日付が基準となります。

消印有効だと、郵便物を差し出ししてから受取人に届くまで、数日かかることになります。

受取人が〇日までに書類が手元に欲しいなどの希望がある場合、〇月〇日必着を使用します。

必着の場合は、受取人に届くのが何日になるのか、逆算が必要になります。

通常扱いで差し出した郵便物は、翌日に届くことはありません。

締切まで時間がない場合は、速達などを利用する必要があります。

こちらの記事を合わせて確認しましょう。

締切日がギリギリの場合の対応方法

必着の表示がある書類で、締切日まで近い場合は「速達」がおすすめです。

送り方に指定がない場合は「レターパックプラス」もおすすめです。

レターパックプラスは、速達と追跡サービスがセットになっています。

速達や書留などの追跡サービスを付けない限り、近くの住所でも翌日届くことはありません。

翌日が必着の場合は、速達や追跡サービスを付けなければ届きません。

また、締切日が翌々日の場合でも不安な場合は速達を付けることをおすすめします。

郵便局の窓口や日本郵便のホームページで表示される配達日数は、あくまでも予定日です。

天候や交通事情で遅れることも想定されます。

少しでも早く届けたい場合は速達を付けましょう。

ただし、履歴書など採用に関する書類の場合、速達はおすすめしません。

速達=締切ギリギリに出した=期日を守れない人

などの悪いイメージを、人事担当の方から持たれてしまう可能性もあります。

郵便物を差し出す場合は、余裕を持って行いましょう。

まとめ

書類の締切日が「消印有効」か「必着」か、確認をしましょう。

消印有効の場合、差し出した場所が、郵便局の窓口とポストで消印の押印タイミングが異なります。

どこに出すのか、いつまで出せばいいのか、確認はしっかり行いましょう。

また、郵便物は天候や交通事情などで遅れる場合も想定されます。

締切がある場合は、余裕を持って差し出すことが大切です。

大切な書類が、期日までに相手に届くよう、この記事が参考になれば幸いです。

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