放置、無視はダメ!ゆうちょATMで「お客さま情報の提出等のお願い」が出てきた時の対応

豆知識&金融
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こんにちは!元郵便局員のぽにさんです。

最近ゆうちょ銀行のATMを利用した際に、こんな紙が出てきた事はありませんか?

案内を読まずに捨ててしまったり、案内を読んでも

とある会社員
とある会社員

よくわからないから無視しよう

と、放置している方も多いのではないでしょうか。

気をつけてください。

放置していると、取り引きにさまざまな制限がかかる場合があります。

メッセージが出てきたら、早めに対応をしましょう。

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ATMから「お客さま情報の提出等のお願い」が出てきたらやる事

ATMを利用した際、この紙が出てきたら無視しないでください。

紙に書いてあるように、ゆうちょ銀行のホームページで申告が必要になります。

ゆうちょ銀行のホームページから申告サイトに移動しますので、そこで必要項目を入力します。

入力項目は以下の通り
※個人によって若干入力項目が異なります

入力項目
  • 通帳の記号番号
  • 名前、生年月日
  • 国籍
  • 外国PEPs情報
  • 口座の利用目的
  • 職業
  • 勤務先情報
  • 年収
  • 今後の取引予定
  • 取引の原資
  • 200万円以上の取引予定
  • 国際送金の取引予定
約5分程度で
入力できるよ

案内が出てきたら、なるべく早めに申告しましょう。

申告ページでうまく入力できなかった場合は、郵便局の窓口でも手続きが可能です。

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「お客さま情報の提出等のお願い」とは何か?なんで出てくるのか?

年収や勤務先を入力するのは抵抗があります。

とある主婦
とある主婦

なんか怪しくない?
詐欺じゃないのかな?

入力をためらう方も多いのではないでしょうか。

この案内が出るようになったのは2021年からです。

理由としては

近年、国際社会において、マネー・ローンダリングおよびテロ資金供与対策の重要性が高まっています。そのため、本邦の各金融機関では関係省庁等と連携し、さまざまな対策を行い、健全な金融システムの維持に努めています。
その一つとして、当行でも、新たにお取引いただくお客さまに加え、すでにお取引いただいているお客さまについても、郵送やATMでのご案内や、窓口でのお声掛け等によりお客さまに関する情報やお取引目的等を定期的、継続的に確認させていただく取り組みを行っております。

ゆうちょ銀行ホームページより

簡単に言うと、テロや詐欺が多いから、通帳の利用目的などをしっかり確認するように国から指示されたからです。

年収に見合わない金額の取引が無いか、不正な送金は無いか、などを確認するために年収や職業、通帳の使用の目的を確認するようになりました。

これはゆうちょ銀行(郵便局)に限った話ではなく、各金融機関で同様の確認が行われています。

通帳を新しく作る時には必ず確認されますし、作ってからしばらく経つ通帳にもランダムで確認が届きます。

怪しい案内ではないので安心してください。

むしろ放置しておくと大変です。

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無視しても大丈夫?放置するとどうなるか

申告をせず放置していると、取り引きに制限がかかります。

1日の払い戻し金額が制限されたり
送金ができなくなったり

放置していても良い事は1つもありません。

放置が長引けば、制限がどんどん厳しくなります。

メッセージが出てきたら、すぐに申告ページへ!

上記申告ページで申告を行えば、すぐにメッセージが出なくなります。

この確認は定期的に、ランダムで行なっているため、一度申告した方でも、再度出てくることがあります。

その時も忘れずに、早めに申告しましょう。

申告ページの入力方法

申告手順を画像付きで解説します。

場合によって入力項目が異なる場合があります。

ATMで案内が出てきた場合は、①をクリックします。

「ゆうちょ銀行 お客さま情報ご申告サイト」をクリックし、申告サイトへ移行します。

申告サイトに移行後、まずは通帳の記号番号を入力します。

記号番号は、通帳やキャッシュカードに記載されています。
・1から始まる5桁の記号
・最大8桁の番号(最後が1で終わる)

通帳の名義が個人か法人、人格なき社団、いずれかを選択します。

「在留期間満了日のご申告」は、日本の方は無視して大丈夫です。

選択が終わりましたら「次へ」を押下してください。

ここからは通帳の名義が「個人」を選択した場合の入力画面です。

名義人情報を入力していきます。

子供の通帳の場合は、名義人の子供の情報を入力します。

国籍、外国PEPs情報を入力します。

外国PEPsは説明書が付いていますが、一般の方は「いいえ」でしょう。

私は「はい」の方に会ったことはありません。

通帳をどのような目的で使用しているか、当てはまる項目にチェックします。

複数ある場合は、下の項目にチェックが可能です。

職業の確認欄です。当てはまるところにチェックしてください。

ここでチェックした項目で、以降の入力が少し変わります。

嘘はつかず、ありのまま申告しましょう。

ここで無職を選択しているのに、多額の取引があると怪しまれてしまいます。

勤務先などの情報を入力しましょう。

学生の場合は学校名の入力です。

この項目は必須ではなく、任意の項目です。

可能な限り入力しましょう。

毎月どのくらいの金額を取引する予定か、またどのくらいの頻度で利用するかを入力します。

月によって金額や頻度は違うと思いますので、その場合は平均値で入力しましょう。

おおよそで大丈夫ですが、実際と大きく乖離しないようにしてください。

入出金するお金が、どこから来るものか選択します。

先に入力した職業なども関連するので、ありのままを入力してください。

また、今後200万を超える取り引きや、国際送金の予定を選択します。

同一名義人で、他に通帳を持っている場合、他の通帳の記号番号を入力しましょう。

最後に入力内容を確認し、入力完了です。

お疲れ様でした。

一度申告した方でも、再度案内が出る場合があります。

案内が出たら早めに申告を行いましょう。

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