こんにちは!元郵便局員のぽにさんです。
普通郵便の料金は今いくらか知っていますか?
![とある主婦](https://ponisan.com/wp-content/uploads/2021/08/68477F1D-8E89-4C13-9D40-688C37BA3805.png)
普通の封筒だと80円だったかな?
![ぽにさん](https://ponisan.com/wp-content/uploads/2021/11/50F71C22-E002-40BF-AE96-3AD7883B0D9F.png)
正解は25gまでは84円です
値上げや消費税増税などの影響もあり、最近料金が数回変更となりました。
昔買った切手では料金が足りないかもしれません。
料金が変わったことを知らずに
![とある主婦](https://ponisan.com/wp-content/uploads/2021/08/A01011CD-977A-4394-B3D6-45BB8F2CD838.png)
80円切手を貼ってポストに出してしまった
そんな経験のある方も多いでしょう。
実際に、郵便局にも問い合わせが多い事例の1つです。
そんな悩みにお答えします。
料金不足の郵便物はどうなるの?
![](https://ponisan.com/wp-content/uploads/2022/04/A8B7F492-FB64-4A30-BEC2-FB21B2F82D75-1024x684.jpeg)
郵便物はポストから集荷された後、取り集め郵便局を経由して配達郵便局に行きます。
その間、機械や人の目を通ります。
切手を少なく貼ってしまった場合、料金不足が発見された場所で取り扱いが変わります。
発見場所が「差出人」に近かった場合
料金不足の発見場所が差出人に近かった場合、差出人に返却します。
その際、郵便物に張り紙が貼られて戻ってきます。
![](https://ponisan.com/wp-content/uploads/2022/04/DEF9F8EA-BFE7-4DE6-843A-2C9DA822621E-1024x364.jpeg)
この場合、既に貼ってある切手は、消印がなければ再度使えるため、不足分を貼り付けて再度差し出しを行いましょう。
発見場所が「受取人」に近かった場合
料金不足の発見場所が受取人に近かった場合、受取人に判断をお願いします。
郵便物と料金不足のはがきを、一緒に配達します。
![郵便料金の不足](https://ponisan.com/wp-content/uploads/2022/04/7721DE94-64B2-417F-B201-7F110E8EC42E-681x1024.jpeg)
![郵便料金の不足](https://ponisan.com/wp-content/uploads/2022/04/8547E253-E780-4093-94C3-ABD186B7DE80-730x1024.jpeg)
料金不足のはがきには
①不足額を支払い、郵便物を受け取る
②郵便物を受け取らないで、差出人に戻す
2つの記載があります。
郵便物を受け取る場合は、料金不足のはがきに不足額の切手を貼って、郵便局またはポストに投函します。
不足額を払いたくない場合は、受け取らないを選択し、郵便物と一緒に郵便局またはポストに投函します。
郵便物は差出人に戻ります。
![](https://ponisan.com/wp-content/uploads/2022/04/DA4D2E56-C49E-4067-8D7C-E1BB84CE32B1-492x1024.jpeg)
その場合、切手は消印がされているため再利用はできません。
差出人が記載されていない場合
差出人が記載されていない郵便物の場合、相手に届けるしかありません。
相手が受け取りを拒否した場合、差出人不明のため、郵便局で一時保管になります。
不着申告などの問い合わせが無い場合は、郵便局で郵便物を開封する場合があります。
それでも差出人が不明の場合、しばらく保管した後廃棄されます。
トラブル防止のため、差出人は記載するようにしましょう。
料金を足りなく貼ってしまった場合の対応
ポストに投函した後、料金不足に気づいた場合、どうすれば良いのか。
気づいた時間によって、行動が変わります。
ポストに投函してすぐ(集荷時間前)に気づいた場合
ポストに出してすぐ気づいた場合は、取り集めを行う郵便局に連絡してみましょう。
ポストに記載の集荷時間も確認し、取り集め前であれば同じです。
![とある主婦](https://ponisan.com/wp-content/uploads/2021/08/607860F9-0ABC-468D-810B-40CDAF2CAD8B.png)
◯◯前のポストに切手を少なく貼って出してしまったんですが
一度問い合わせてみましょう。
窓口に行って「取戻し請求書」の記入が必要なケースが多いですが、対応してもらえます。
規定上、580円の料金がかかります。
が、運が良ければ無料で対応してもらえる場合もあります。
ポストに投函してから半日以上(集荷時間後)に気づいた場合
投函から半日以上時間が経っている場合、他の大量の郵便物と混ざっている可能性が高いため、以下の2つのパターンがあります。
諦める
先に説明したように、料金不足の場合、どの時点で郵便局が料金不足に気づくかによって変わりますが、自分に戻ってくる可能性もあります。
相手に届いた場合でも、不足分を相手に払ってもらえそうなのであれば、諦める選択をしていいでしょう。
取戻し請求をする(有料)
正規取扱になります。
配達前であれば、郵便局に備え付けの「取戻し請求書」を記入し、郵便物を戻してもらうことが可能です。
![郵便物の取戻し請求書](https://ponisan.com/wp-content/uploads/2022/04/36424DCA-B642-4E56-B0A8-676A3D903527-703x1024.jpeg)
これには料金がかかります。
お届け先の配達郵便局に行ける場合は420円。
それ以外の郵便局の場合は580円です。
料金が高いですが、急いで郵便物を戻してほしい場合は、早めに請求しましょう。
まとめ
まずは料金を間違えないことが一番です。
近年でも数回料金が変更となっているため、間違いやすくなっているので注意しましょう。
郵便局のホームページで確認できますし、不安であれば直接郵便局に問い合わせてください。
それでも切手を少なくはってしまった場合、早めの行動が大切です。
相手に届く前に行動しましょう。
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